三角地の家/京都府京都市|建築家紹介|関西の建築家とこだわりの住宅を|アーキソシエイツ
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関西(大阪・神戸・京都)の第一線で活躍されている建築家が設計監理した
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三角地の家
京都府京都市

DESCRIPTION建築概要

  • 建築作品名

    三角地の家

  • 建築地

    京都府京都市

  • 種類

    新築 狭小敷地住宅

  • 延床面積

    152.97m²

  • 構造

    鉄骨造

  • 写真

    絹巻豊

COMMENT建築家 青砥 聖逸のコメント

依頼者が最初に見せてくれた敷地は、先が尖った三角形をしていました。これは「面白い」と直感し、家族6人で住みたいのです、車も2台か3台、バイクも大型が2台あります!と言われても、設計条件の難易さなど気にもとめず、是非とも設計させて頂きたいと願う気持ちでした。この敷地との出会いは一目惚れだったのです。設計者の多くは変形地を難しいとも何とも思っていません。むしろ、そんな出会いを待ち望んでいるのかも知れません。

京都の伏見に位置するこの家は、変形地と建築の法的制限である道路斜線が生んだ形です。作為的な操作をせず、素直にそのままに実現したものです。

三角地の先端が、広い方の道路に面しており、玄関の導入部はここしかないと早々に結論を出しました。

敷地はほぼ30坪。決して広いとは言えない敷地です。狭い玄関から上階へ向かうにつれ、徐々に左右上下に広がっていく空間構成をとりました。又、道路側と隣地側の開口部を極力排除し、この形を強調することにしました。そうすると当然の如く家の中は暗くなります。巾40cmのスリット状に伸びたトップライトは、見事にその存在と効果を発揮してくれました。

通常、天窓の取り方は非常に難しく、明るさは充分取れるのですが、夏暑く冬の結露は相当なものになります。この家では南側に垂直に伸びていることや、その巾が40cm程度と、室内の大きさに適していたことが幸いしたようです。今年の暑い真夏でも、眩しさもなく心地よい光と影を落としてくれます。以外に閉鎖性もなく、内と外の気配を感じながら、限られた広さの中に、伸びやかな快適さを演出すること

分類 狭小敷地住宅 建築家とつくる家

ARCHITECT建築家

  • 青砥 聖逸
  • 青砥 聖逸

    事務所名 / 青砥建築設計事務所   大阪建築家

    オフィス場所 / 大阪市阿倍野区

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