2世帯住宅 Zwei Haus/大阪府大阪市|建築家紹介|関西の建築家とこだわりの住宅を|アーキソシエイツ
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関西(大阪・神戸・京都)の第一線で活躍されている建築家が設計監理した
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2世帯住宅 Zwei Haus
大阪府大阪市

DESCRIPTION建築概要

  • 建築作品名

    2世帯住宅 Zwei Haus

  • 建築地

    大阪府大阪市

  • 種類

    専用住宅(2世帯住宅)改修リフォーム

  • 敷地面積

    146.51m²

  • 建築面積

    93.63m²

  • 延床面積

    208.86m²

  • 施工

    株式会社 尼崎工務店

  • 構造

    木造

  • 写真

    ヨシダマサフミ

  • プロデュース

    アーキソシエイツ

COMMENT建築家 青砥 聖逸のコメント

築55年の2階建て住宅。構造は柱や梁はコンクリート造で外壁はCB積み、床や屋根は木造と今で言うハイブリット住宅、混構造である。図面や確認申請も保管してあり、図面が青焼きで懐かしかった。その後木造で住まいと作業場が増築されていた。
一部に中二階があった。依頼主のご両親と、自分たち家族、子ども達男女合わせて3人が住まう、2世帯住宅としてのリノベーション工事である。※完成後には子供たちは4人になった。
マンションが建ち並ぶ都市部には珍しく、決して大きくはないが、昔ながらの日本庭園が現存していた。故に基本的には増減築はせず、今ある規模の中で、依頼主の要望を踏まえ計画した。
依頼主は、内部の仕上げ工事は是非とも自分たちの手で作りたいと、楽しそうに語り「参加型」で、頼もしい住まいづくりがスタートした。
自分たちの家を家族でつくる喜びは、この機会しかなく、時間と労力を惜しまなければ、是非ともお勧めしたい体験である。
施主自ら仕上げ工事をすると言う事は住宅特有の「クレーム」が少ないと言うことになる。工事のひとつひとつに、住まい手として感謝の念が芽生えるからだ。
親世帯は玄関や応接間と和室、広縁などは現状のままで触らず、厨房キッチン以外の浴室や洗面トイレ、洗濯場の水廻りを改善して工事した。
子世帯とは従来通り行き来出来る様に階段を残し、来客用の部屋を改修した。子世帯側は日頃銭湯に通うくらいお風呂が好きで、浴室は1階に庭園を見ながら楽しんで頂く配置とした。
収納に困っていたので、中二階は天井高さは低いものの、充実した収納スペースを確保し、外部に面した物干し場と連結した。奥様専用のスペースを設けたのも今回の目玉である。
最初に住まいを見せて頂いた時に強く印象深かった数段の階段を生かして、DKとリビングRを繋げたことも家族の語らいの場として有効なスペースとなった。
子犬二匹も家族の一員で、きっちりとスペースを設け、DK共々、前に広がるルーフバルコニーからの眺めと、明るさの取り入れ方は秀逸である。
天井高さに問題があり、窮屈で使い辛かった中二階部分で、1階から上階の誘導を上手く出来た今回の計画こそ、建築家でないと提案できないものと自負している。

分類 建築家 設計事務所 住宅改修リフォーム

ARCHITECT建築家

  • 青砥 聖逸
  • 青砥 聖逸

    事務所名 / 青砥建築設計事務所   大阪建築家

    オフィス場所 / 大阪市阿倍野区

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