京都府京都市敷地は40m×(11m/1.7m)の直角三角形に近い台形で、40mの前面道路・敷地ともに急傾斜、これに第2種風致地区指定がかかる極端な条件下の住宅です。しかしその山裾の地形は、京都市街を見渡す抜群のロケーションの住まいとなる可能性がありました。これを実現する空間形状と構造形式を土地購入前に検討し、大筋の見通しを立てました。鋼管杭によって持ち上げられた鉄骨ステージと、その上の変形木造2階建切妻屋根の架構。2階にスキップフロアのLDKとウッドデッキを持つ3人家族の住まいです。 分類 狭小敷地住宅 斜面地の家 借景・眺望のある家 関西建築家大賞